少林寺拳法の修行の心得に大切な考え方が詰まってる話

価値観・考え方

こんにちは。きしめんです。
わたしは大学生時代、部活動で少林寺拳法という武道を教わっていました。

そこで教わった少林寺拳法における修行の心得は、武道に関わらず、人生においてさまざまな場面で役に立つだろうなと感じましたので、ここに書き留めておこうと思います。

以前には「本当の強さ」とは?をご紹介しました。

【少林寺拳法】「本当の強さ」とは何か
こんにちは。きしめんです。わたしは大学生のときに少林寺拳法部へ所属していました。在学4年間で黒帯(初段)を修得しました。少林寺拳法の考え方を学ぶなかで、これからの自分の人生においても大切なことだな、と思ったものがあるので、今回はそちらご...

今回は少林寺拳法における修行の心得についてご紹介します。

少林寺拳法における修行の心得とは

以下は、少林寺拳法の教本に掲載されている文章から引用したものです。

修行の心得
1.修行目的の確立…何のために修行するのか
2.修行の順序…何事も学ぶには順序がある
3.基本を学ぶこと…基本は上達の第一歩
4.理を知ること…原理を知ることが上達への早道
5.数をかけること…人、十度。我、百度。
6.修行を片寄らせないこと…得意な科目のみ集中しない
7.体力に応じて修行すること…無理なく楽しく修行する
8.永続して行うこと…継続は力なり
引用元:「少林寺拳法 読本」(著:一般社団法人 SHORINJI KENPO UNITY)

この心得は、目標達成においてとても参考になる考え方だなと思います。

修行はきっと、武道だけの話ではない

少林寺拳法は、修行をとおして「本当の強さ」を持った人づくりを目指しています。そのため、修行の心得は、武道だけではなく日常生活や目標達成などでも活用できる考え方だと思っています。

何のために修行するのか

例えば、目的を立て、優先順位(順序)を決めるのは、何をするにおいても必要なことだと思います。

少林寺拳法において、必ずしも相手を倒す力を手にすることが目的ではありません。技術を磨き礼儀作法を学び、修練を重ねることで自分に自信を持つことこそが、少林寺拳法における修行の目的です。

目的がなければ自分のやることに統一性がなくなり、脱線しやすくなります。何よりゴールが見えないので作戦の立てようもありません。やみくもに頑張るだけでは、本来目指していたものとはズレてしまう可能性が大きいのです。

何事にも学ぶには順序がある

また、わたしにとって目的を達成する早道は、スキップなどせず地道にまっすぐ進むことだと考えています。そしてそれ以上に早くなる方法はないと思っています。

例えば、少林寺拳法にも”級”や”段”などの資格試験があります。4級の拳士がいきなり1級の技術を身に着けようとしても、そのためには3級の技術が必要だったりします。無理に1級の技術を会得しても、それはとても不格好なものになってしまうでしょう。

飛び級を狙うのではなく、基礎から着実に順序立てて修練しなければ、上手く上達することができないのです。

おわりに

ほかにも、まずは先人たちが積み上げてきた集大成である基礎を学ぶことや、「なぜそうなるのか?」と疑問・興味を持って物事の原理を知ること、何度も繰り返し数をこなすこと、同じことをコツコツと継続して行うことなど……これらは何も武道の修行だけに限った話ではないように思います。

例えば、料理を上手くなりたいとします。目的は「人に食べてもらいたいから」なのか、「自分が食べたいから」なのか。それによって目指すゴールは異なります。

上達するための順序を知り、いきなりオリジナリティを発揮するのではなく、レシピや動画を見てそっくりそのまま真似をするところ(基礎)から始めます。「なぜこんな味になるのか?」の原理を知り、何度も作ってコツをつかみます(数をこなす)。

そしてそれらはきっと、1回や1日だけでは終わらないと思います。上達するまで何日でも練習するのではないでしょうか(継続)。

大学時代に学んだ修行の心得ですが、社会人になった今こそしっかりと意識していきたいと思いました。また改めて読本を読み直して、今後に生かしていきます。

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