【少林寺拳法】「本当の強さ」とは何か

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こんにちは。きしめんです。

わたしは大学生のときに少林寺拳法部へ所属していました。在学4年間で黒帯(初段)を修得しました。少林寺拳法の考え方を学ぶなかで、これからの自分の人生においても大切なことだな、と思ったものがあるので、今回はそちらご紹介しようと思います。

これはあくまで「少林寺拳法 読本」を引用しながら、わたし個人が「いいな、大切だな」と思った考え方について自己解釈して文章に起こしたものであり、SHORINJI KENPO UNITY公式のものではありませんので、その点予めご留意の上お読みいただければと思います。

少林寺拳法とは

そもそも、少林寺拳法(しょうりんじけんぽう)ってどんなものかご存知でしょうか?

よく、映画「少林サッカー」などで題材にされている中国発祥の「少林拳」と間違われるのですが、少林寺拳法は日本で発展した武術なのです。香川県多度津町発祥の護身術で、1947年(昭和22年)に敗戦後の日本復興の決意をもとに、開祖・宗道臣が指導を開始しました。

修行を重ねることで、護身術としての技術を身に着けると同時に精神的な強さを手に入れ、自分に自信を持つことで「本当の強さ」を得ることを目的としています。

少林寺拳法における「本当の強さ」とは

「強さ」と聞いて、何を最初に思い浮かべるでしょうか?相手を倒せる腕力でしょうか。どんな逆境にも負けない精神力でしょうか。

少林寺拳法では、「本当の強さ」とは、よりどころとなる自分をつくること、としています。

誰もが、自分のかけがえのない人生を大切にしたいと考えています。自分を大切にするということは、自分の責任で、いやなことはいや、悪いことは悪い、とはっきり言える勇気とそれを正す力を持つことであり、主体性を持ち、自分の可能性を信じることなのです。そのためにはうぬぼれではない自信を持つことです。

引用元:「少林寺拳法 読本」(著:一般社団法人 SHORINJI KENPO UNITY)

困っている人を助けたいとき、自分を信じることができなければ行動を起こすことはできません。「わたしにできっこないもんな…」と自分を信じない人が、誰かの助けになることは難しいと思います。

また、自分の人生を生き抜くときも、「自分はダメな人間だ」と思ってしまうと幸せな人生を歩むことは難しいと思います。自分の人生を豊かにしていくためにも、自分に自信を持つことが重要になります。

自分を大切にして幸せになることと同時に、周りの人々も幸せにするためには、自分自身を信じることができるようになる必要がある。自分にとってのよりどころとなる自分をつくることが、「本当の強さ」であると、少林寺拳法では考えられているのです。

自分に自信を持つことは勇気につながる

大学で少林寺拳法を学んでいた当時は、読本の文章を読んでもまったくもってピンと来ていませんでした。本当に失礼な話ですが、当時のわたしは読本に書かれている内容を「なんか宗教っぽいし、ちょっと胡散臭いな」とすら思っていました。

でも、会社に就職して自分の仕事のできなさに打ちのめされて、「自分は何をやってもダメな人間なんだ」と思いこむようになって、何もかもが嫌になった時期を経験し、ライフエンジンに出会って徐々に自信を取り戻し、自分の夢の実現に向けて行動できるようになってきた今のわたしが改めて読むと、「よりどころとなる自分をつくること」がどれほど大切なことなのかを実感します。

「自分は何をやってもダメな人間なんだ」と思い込んでいた頃は、本当に何をやっても心が荒んでいくばかりでした。ダメな部分にばかり目が行って、自分で自分を責めて、ダメ出しして、また落ち込んで。だんだんと気分も体調も悪くなっていって、できる仕事も上手くできなくなって、また「自分はダメな人間なんだ」と思い込んで、と悪循環でした。

それでも、周りの人のサポートのおかげもあって、自分なりに自分を信じようとしてみた結果、徐々に負のループから抜け出せるようになってきました。

さすがに、今のわたしでも自信満々というわけではないのですが、「やればできる」「きっと大丈夫」と自分を信じることができるようになると、それは行動を起こす勇気につながります。こうして今ブログを書き続けようとしているのも、「やってみれば何かが変わるはずだ」と自分の行動を信じることができているからなんだと思っています。

生きていく中では失敗することもあります。しかし、人の価値は失敗したかどうかではなく、その失敗から起きあがれるかどうかによって決まります。自分はダメな人間だと思った時、本当に負けてしまうのです。自分の人生を力強く生き抜くために、「うぬぼれではない自信」をつけることが大切なのです。

引用元:「少林寺拳法 読本」(著:一般社団法人 SHORINJI KENPO UNITY)

おわりに

ここまで、少林寺拳法で学んだ考え方をもとに「本当の強さ」についてご紹介していきましたが、わたし自身、少林寺拳法の考え方を100%理解しているわけではありません。まだまだ勉強不足で理解しきれていない部分もありますし、自分の中で疑問を持ったり腑に落ちていない部分もあります。独自に解釈してしまっている部分もきっとあると思います。

ですが、自分の夢を実現していくなかで、参考になる部分があるなと感じています。少林寺拳法自体は大学卒業を機に辞めてしまいましたが、いずれまた学び直したいと考えています。その際は、またブログでご報告できればと思っています。

自分も周りの人も幸せにできる人生にしていけるよう、もっともっと強い自分になっていきます。