こんにちは。きしめん(@ksmn4747)です。
今回は「夢」についてつらつらと書いてみます。
たくさんの夢
わたしには夢があります。
それは、「人の心をポジティブに動かすものをつくるクリエイターになること」です。
わたしの手がけたものやつくったものが、誰かの役に立ったり、誰かを喜ばせたりできたら、すごく嬉しいです。絵や文章、ものや空間、楽しい時間…つくれるものならどんなものでもつくってみたいと思っています。
わたしには夢があります。
それは、「マイペースに好きなことや苦しくないことをして生活すること」です。
お金に困ることなく一人暮らしをして、好きなものばかりの清潔な家に住んで、在宅で楽しく仕事をしたり趣味を満喫したりするような生活に憧れています。
わたしには夢があります。
それは、「自分に自信と誇りを持ち、誰もが胸を張って夢を語り目指していける社会づくりに貢献すること」です。
今のわたしは自分に自信がなく、誇りに思うこともできません。2年前までは、こうして自分の夢を語ることもできないような人間でした。わずかながら自分に自信を持てるようになったからこそ、誰もが自分自身に胸を張れるようになって、自信をもって夢を追いかけることができるようになったら素敵だなと思います。
ほかにも、「夢」と呼んでいる、これから目指したいもの・ことがたくさんあります。
わたしは、これらすべての夢を実現したいと思っています。
夢をさがして
小学生のころ、わたしの夢は歌手になることでした。どうやったらなれるのか考えたこともないくらいフワッとしていて、歌うのが好きだからという安直な理由でした。
それからマンガを読むようになって、今度は漫画家に憧れるようになりました。こんなに面白いものを描けるってすごい!と感動したのがきっかけでした。
でも、成長とともにクラスメートや友達の姿を見て、「自分より上手い人や詳しい人はいっぱいいる。自分の『好き』より強い『好き』を持っている人のほうが向いている」と思うようになりました。
わたしは、抱いていた夢を諦めるのが無難であり、賢明なのだと思うようになりました。それと同時に、わたしは「将来の夢」を探すようになりました。
時は過ぎ、わたしは社会人になりました。「将来の夢」は見つからないままで、とにかくどこでもいいから正社員になることを目指した結果、小さな会社に就職しました。
そこでいろんな体験をして、何度も泣いて、やがて毎日が苦しく感じるようになりました。自宅と会社の往復ばかりで、何かを得ているはずなのに何も得られていないような感覚に虚しさばかりが積もっていきました。
ダメな自分に嫌気が指して、大嫌いな自分をどうにかして変えたいと強く願うようになりました。
それから、どうにか自分を変えようと、ネット上でいろんな人と出会い、コミュニティに飛び込んでみました。そこでたくさんの考え方を学びました。自分の価値観や思考の癖に向き合うようになりました。
わたしの夢は何だろう。わたしは何になりたいんだろう。わたしは何を目指しているんだろう。
わたしはずっと、「たった1つの夢」を見つけるのに必死でした。
夢を諦められない
あるとき、参加しているコミュニティでワークショップが開かれました。自分の価値観と向き合い、ビジョンを描くためのワークショップでした。
そこでわたしはついに、自分にとって重要な価値観に出会いました。
「なりたいものには全部なりたいし、したいことは全部したい」
自分で書いたその文章に、思わず声が出るほど驚きました。
わたしは気づきました。
わたしは、これまで抱いた夢を全部、諦められていなかった。歌手も漫画家も、「ああなりたい」「こうしたい」と思ったこと全部、「いつかやりたい」って思ったまま手放していないじゃないか。
「なりたいものには全部なりたいわたし」が夢を一つに絞るなんて、到底無理な話だったんだ。
長年悩まされていた胸のつっかえが、きれいさっぱり取れたように納得がいきました。そのときの、清々しい衝撃は今でも忘れられません。
それまでずっと、「夢はたった1つを選び出さなければならない。選んだら、それ以外は諦めなくてはならない」と思い込んできました。僕はどれも諦めたくなくて、無意識に1つ選ぶことを避けていたのではないかとさえ思いました。
そうか、わたしは、1度でも抱いた夢を、諦められない人間なんだ。
だとしたら、真に諦めがつくその時まで、全部に挑戦してやろう。1つも諦めずに、全部追いかけて行こう。
そう決意したその日から、わたしの、夢を現実にする旅は始まったのでした。
夢を現実に
冒頭で、わたしには夢があるとお伝えしました。
主に代表的な3つを挙げましたが、わたしは1度でも思い描いた夢を諦められない人間なので、実際はもっとたくさんの夢を抱えています。
そしてそれらをすべて、現実のものにしようとしています。
「そんなの無理だよ」と笑われてしまうでしょうか。
「できっこないよ」と呆れられてしまうでしょうか。
でも、わたしにとって、夢を諦めるほうがずっとずっと難しいことなのです。
自分の価値観を曲げて、多くの夢を諦めてたった1つを選び出すほうが、苦しくてしんどくて、目をそらしたくなるようなことなのです。
だからわたしは、誰に何と言われようと進み続けると決めました。思い描いた夢を、1つ残らず現実のものにするために。
怖くないわけではありません。進んでいくと決意をしても、わたしの頭の中は不安でいっぱいです。
でも、幸いなことに、わたしにはわたしのことを応援してくれる人たちがいます。わたしのことを見守ってくれている人たちがいます。
その人たちがいてくれるおかげもあって、わたしは逃げ出さずに進んで行けます。
わたしはまだまだ自分に自信がないけれど、無謀と思われるような挑戦に恐怖して足がすくんでいるとしても、大切な人たちからの応援を励みに、自分を信じて飛び込んでいきます。
おわりに
今回は、「夢」をテーマに書いてみました。わたし自身、わたしの決意と初心を忘れないために。
今後もまた、自分の活動や考え、思いについて書いていければと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。