こんにちは。きしめん(@ksmn4747)です。
今回は、在りし日に感じた「怖さ」について書いてみます。
ふと、その身に降りてくる
ある日のこと。
台風一過の快晴。雲一つない青空を見上げて、暑すぎない日差しと冷たすぎない風に爽やかさを感じた通勤路。
急に、泣きそうになった。
こんなにも清々しい天気なのに、泣きそうで、吐きそうだった。
気持ちの良い青空とのギャップで、余計に恐ろしかった。
怖い。
わたし、このままでいいのかな。
このまま進んじゃって大丈夫なのかな。
このままいったら、何か大失敗をしでかしたりしないかな。
見てないところで、後ろ指刺されて笑われたりしてないだろうか。
もうこんな生活辞めて、おとなしく正社員目指したほうが良かったりしない?
世の中が言う「安定」や「普通」に沿っていったほうが幸せだったりしない?
怖い。怖い。怖い。
今、夢を追いかけて走り出していることが。
今、自分の理想に近づこうと動き始めていることが。
今、日々の暮らしが少しずつ楽しくなってきていることが。
不安で、怖くて、泣きそうになる。
胸のあたりがもやもやして、気を抜いたら涙が出そうで、俯いたら吐いてしまいそうだった。
こういった不安と恐怖が、ふとしたときに降りてくるのだ。
変わることへの抵抗
自分で望んで夢を追いかけて、やろうと決めたことをやって、実際にできたら気持ちが良いし気分も上がる。前に進んでいる感覚が嬉しくて、好きなことをしている瞬間が楽しい。
日々が楽しくて苦しくなくなるのは良いことのはずなのに、それがとんでもなく怖くなるときがある。怖すぎて毎回泣きそうになる。全部投げ出したくなって、その場からずっと遠い所へ逃げてしまいたくなってくる。
この「怖い」感覚はどこから来るんだろう。
仮説として考えているのは、変化に対する抵抗。自分自身が、今までの自分とは違う姿に変わろうとするのを、無意識に阻止しようとしているのだ。
不安や恐怖感を抱かせることで、変わることをやめさせようとしているんだと思う。
変わるって、大変なことだ。
今まで上手くいっていたことが、上手くいかなくなるかもしれない。今までしなかったことをするようになって、大きく失敗するかもしれない。そうなれば苦しい思いだってするし、ラクしてばかりじゃいられない。
抵抗する自分はきっと、変わらないままでいることで、ラクなほうへ導いてくれようとしているんだろうと思う。
でも、わたしは変わりたい。
だから、この不安と恐怖とは長らく付き合っていくことになるんだろう。そう考えている。
怖くていい、逃げない
急に、めちゃくちゃ怖くなって泣きそうになったときは、「泣いてもいいから逃げないぞ」と言い聞かせるようになった。
怖がるなとは言わない。怖いものは怖い。怖がってていい。
でも、絶対に逃げないぞ。怖くて怖くて、家を飛び出して電車に乗ってどこかずっと遠い所へ逃げたくなっても、絶対に逃げない。
逃げたら、また元の自分に戻ってしまうと思うから。
わたしは変わりたい。ダメな自分を変えたい。今の生活を変えたい。もっと楽しく、もっと好きになれるように、わたしは自分を変えていきたい。
だから、怖すぎて泣いちゃったとしても、絶対に逃げないぞ。
ぼくは涙目になりながら、自分の抱える「怖さ」を睨みつけている。
夢を追うということ
夢を追いかけるって、こんなに怖いことだったんだな。
最近になってそう思うようになりました。
夢の実現に近づくのって、わくわくするしその過程が楽しかったりもするけれど、それと同じぐらいめちゃくちゃ怖いものなんだって感じます。
別に、誰かに脅されてるわけでもないし、ひどいことを言われたわけでもないんですけど、不思議と「怖い」という感情が内側から急に湧き上がって止まらなくなるんですよね。
逃げないって決めているけど、怖いものは怖いので結構しんどいです(笑)。
でも、どんなに厳しく険しい道でも、自分で選んだ道を信じて進んでいくって決めたので、怖さに負けずに頑張ります。
今日は「怖さ」について書いてみました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。