どんなに遅く寝ても早く起きるくらいには早起きが沁みついている私ですが、かれこれ15年近く早起きを続けているなぁと思います。それこそ小学生の頃から寝坊などはしたことがなく、むしろ早く起きすぎて教室には一番乗り!なんて、学生時代では当たり前でした。
特に早起きすることを意識していたわけではありませんが、振り返ってみると、早起きしやすい環境を整えていたように思います。
今日は早起きを続けてきた私が知らず知らず実践していた早起きのコツについてお話します。
朝、日の光を浴びる
窓から日の光が差し込んで、部屋が明るくなる。それってなんだか当たり前のようなことかもしれませんが、(個人的に)人間が目を覚ますのにとても重要なこと(だと思っています)です。
科学的な細かい話はわかりませんが、少なくとも私は日の光を浴びることで目が覚めやすくなると感じています。天気が悪い日はどうなの?と思われる方もいるかもしれませんが、雨だろうと曇りだろうと、太陽が沈んでいる夜に比べたら、天気の悪い日でも空は明るいはずです。
私の実家では、寝室にはベランダに通ずる大きめの窓がありました。朝になると薄っぺらいカーテン越しに日の光が差し込み、その明るさでアラームを聞かずに自然と目が覚めたこともあります。
真っ暗な部屋で目覚めるよりも、日の光を浴びたほうが断然目覚めやすいのです。
※ただし、季節によって日が昇る時間がずれていくので、夜明けが遅くなる冬は早起きしにくくなります。
早く寝る
「早寝早起き」とはよく言ったもので、早起きするためには早寝することが必要です。
毎日6~7時間ほどとっている睡眠時間は、体が覚えてしまっているので、そう簡単に短くすることはできません。(オススメもしません)
早起きをしようと意気込んで、いつもより早い時間にアラームをセットして無理やり起きる。これでは睡眠時間が短くなり、毎朝ものすごく眠たいしつらいと思います。
早起きをしようと思うなら、まずは早く寝ることを心掛けなければいけません。
私は小学生の頃から21時には布団に入っていることが珍しくなく、遅くとも23時には眠りについていました。大体毎日7時間の睡眠時間なので、23時に眠れば6時くらいに自然と目が覚めるのです。
「そんなに早く寝るなんて、どうやって…」と思う人もいるかもしれません。しいて言うなら、わたしは「ほかにやることがないから」寝ることにしていました。
テレビを見ていてもつまらないし、ご飯も食べ終え、お風呂にも入った。あとやることと言ったら、寝ることくらいしか思いつかなかったのです。
なので、学生時代はろくに勉強もせず早く寝て、翌朝早く起きて、誰もいない教室で勉強したりしていました。
パソコンを閉じる。スマホの通知をオフにする。テレビを消して、部屋を暗くする。他にやることがあると寝る気にならなくなってしまうので、敢えて、やることをなくしてみるのも一つの手かもしれません。
同じ時間に起きる、を続ける
早寝早起きは、一晩で身につくものではありません。とにかく同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることを毎日続けることが重要になります。
続ける、習慣づけるコツは、なるべく「同じ時間」に行うことです。毎日同じ時間に寝るようにすると、体がだんだん寝る時間を憶えていきます。すると、「そろそろ寝る時間だ」と体が勝手に寝る準備を始め、眠気が襲ってくるようになるのです。
これは起きるときも同じことが言えます。毎日同じ時間に起きるようにすると、身体がだんだん憶えていくのです。
人間の身体ってすごいもので、目をつむっていても日の光の明るさを感じることができます。毎回起きる時間と同じような部屋の明るさになると、体が勝手に反応して自然と目が覚めることだってあるのです。
身体が寝る時間や起きる時間を憶えるまでには3か月ほどかかってしまいますが、逆に言えば、それさえ乗り越えてしまえば自然と起きられるようになっていきます。
早起きを身に着けたい場合、継続は必ず通らなければならない道だと思います。
おわりに:まとめ
わたしが実践している早起きのコツをまとめると以下の通りです。
・早く寝る
・同じ時間で続ける
これを愚直に実践してみれば、早起きできるようになるのではないかなと思います。