予想以上に姉との暮らしが重いと感じた日。

雑記

2019年11月25日。

朝、5:30のアラームに起こされて目が覚めた。
眠気は少しあるものの、起き上がれないほどではない。

外はまだ暗かったが、寒さはそれほどでもなかった。

目が覚めて、スマホで時刻を確認したと同時、一昨日、昨日と姉の彼氏が泊まりに来ていることを思い出し、憂鬱な気分になった。

隣の部屋に他人がいる。
そのことがどうにも、居心地の悪さを感じさせた。

朝。重い溜息。

姉は休日だと言っていたので、いつもより静かな朝の時間。
TaskChute Cloudというツールで行なったことの記録をつけながら、毎朝のルーチンをこなした。

朝食を用意しながら、姉の部屋にまでレンジの音が響かないようにドアを閉める。
どうか、わたしが出かけるまで起きないでほしい。そう思った。

姉は1か月ほど前から、今の彼と交際を始めた。
家に来るようになったのはつい最近のこと。泊まりに来るのは3回目だが、まさか3回目にして2泊するとは思っていなかった。

姉にとっては恋人で、親しい間柄なのかもしれないが、私にとっては友達でも家族でもない、赤の他人。
初めて顔を合わせたときの「はじめまして」も、家に来た時の「お邪魔します」も「こんにちは」も聞こえてこない相手に、あまり気を遣いたくないと思っている自分がいる。

姉が休みで、姉の彼が泊まりに来ていること以外はいつもどおりの朝なのに、いつもより何倍も胸が詰まる思いで落ち着かなかった。

パート業務。うわの空。

連日の寒さを思い出して厚着にしたけれど、思いのほか寒くなかった。
上着、無くても大丈夫だったな。

通勤中も、出勤してからも、とにかく誰かに話を聞いてもらいたくて、自分を肯定してもらいたくて、涙が出そうだった。

どうしてこんなにも、誰かに話を聞いてもらいたいのだろう。自分の話を誰かに聞いてほしくてたまらなかった。
大したこともしてないのに、「頑張ってるね」と労ってほしくなっていて、「えらいね」って褒めてほしくなっていて、私は結局、誰かに「すごい」と思われたいだけなのかなと思ったら、泣きそうになった。

おかしいな。泣きそうになるような出来事なんて、なかったはずなのにな。
疲れているのか、気が付かないうちに弱っているのか、よくわからなかった。
仕事で手を動かしながら涙を流すわけにもいかず、目元に力を入れて堪えていた。

そういえば、今日は「しいたけ占い」の日だったっけ。

毎週月曜日。VOGUE GIRLで連載されている「今週のしいたけ占い」。
10時の休憩時間、12時のLINEの通知を待たずにページにアクセスした。

いきなりこんなことを言うのもあれなんですが、最近の牡羊座は人知れず少し傷ついていることもあるかもしれないのです。

(中略)

今のあなたはちょっとだけ気が散りやすい状態にあります。これは悪いことではなくて、牡羊座の人は定期的に「自分の中に出てくる衝動」を大事にしたほうがいいときがあります。

(中略)

自分の衝動を大事にして、「仕方ないからこの仕事もちゃんとやってあげる」という上から目線をちゃんと保って頑張ってみてください。

参照:WEEKLYしいたけ占い(牡羊座)11月25日~12月1日

読んだら、一気に安心感が湧いた。
そうか、私は今ちょっと傷ついてしまっているのか。
今週はちょっと、元気よく動く、というわけにはいかないのか。

少し平静を取り戻した。

面談。薄っぺらい願望。

社員さんと面談した。
従業員の満足度・不満足度を把握するのが目的の面談。

今回は特に気になっていることも無かったので、正直に「特にありません」という話をした。
5分という時間が設けられているなかで、その一言で終わるのはなんとなく都合が悪いのか、社員さんは苦笑い。

面談相手の社員さんは、私が会社員だった時の同期だ。
私から見ると、とても優秀で頭がよくて、頑張ってるなぁという印象があり、同期だった頃からの憧れ。
私もこんな社員になれていたら、今頃違った働き方をしていたんだろうかと、今でも思う。

この社員さんとは感覚が似ている気がしているので、近々お酒を一緒にのんで働き方について話を聞いてみたいな、と思う。

一度会社を辞めた身としては、会社からの信頼値は高くないと思っているので、声をかけたところで応じてくれるとは限らない。
だから未だに、「一緒にお酒飲みに行きませんか」が言えない。

もう少し、勇気を振り絞るのには時間が必要だ。

帰り道。戻ってきた憂鬱。

集中しきれないまま作業が終わり、コンビニに立ち寄りながら帰路についた。

帰宅したら、姉に一言文句を言ってやりたかったので、頭の中で何度もシミュレーションをした。

姉の彼が泊まりに来ることは、木曜日に聞いていた。
けど、土曜日の夜に泊まることしか聞いてなくて、日曜の午後に家に来ることも、もう1泊することも知らなかった。
だから、せめて一言、前もって言っておいてほしい。そう伝えるつもりだった。

バスの中で、シミュレーションの内容がどんどん過激になっていった。
最終的には、姉の彼に対する不満をぶつけてしまっていて、これはもう駄目だなと思った。

姉と喧嘩をしたいわけじゃない。ただひとつ、前もっての一言をお願いしたいだけだ。
なのに、気が付いたら愚痴や文句が脳内を巡っていて、自分の器の小ささに悲しくなった。

別に、愚痴や文句を言ったって構いやしないのかもしれないけれど、でもやっぱり、誰かにぶつける勇気はないのだ。

おわりに

記念すべき最初の日記なのに、なんとも暗い内容になってしまった。

今週は少し自分を甘やかしながら過ごしていこうと思う。
自分で思っているよりも、ストレスだったり疲労だったりが溜まっているのだろう。

誰かに話を聞いてもらうのも手だけれど、誰にお願いしようか、いつも迷って終わってしまう。
こういうときに、すぐに誰かを頼れるようになりたいな。

明日は明るい日記が書けますように。

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