おはようございます。きしめんです。
昨日の夜、しんどさが限界値に達してしまって涙が止まらなくなってしまったのですが、泣きはらして一晩寝たら元気になりました。
人間って不思議ですね。単純と言えば単純というか。
これからどうしていけばいいのかよくわからなくなってしまって、さらには自分が何者なのかもよくわからなくなってしまったが故の涙でした。
わからないって不安で怖いものなんだなぁと思いました。
あくまで私の中で、の話ですけれど。
でも、できることならそれを「面白い」に変えたいなと思います。
「この先どうなるかわからない、だから面白いんじゃないか!」
子供のように無邪気な笑顔で、どこか誇らしげに言えるようになりたいなと。
少年マンガの主人公みたいになりたいな、と思ったのはいつだったでしょう。
彼らは夢を持ち、目標を持ち、目の前のことに一生懸命で、困難を前にしても負けじと踏ん張れるほどの強い志を持っています。
時に見失って、時に落ち込んで自暴自棄になって、時に泣いて、散々つらい思いをしたとしても、ページをめくれば成長して強くなり、つらい思いをバネにして再び突き進んでいく姿を見せてくれる。
彼らのように強く生きたい、と思ったことがありました。
でもたぶん、彼らもわたしも実は同じで、自分の人生という物語を生きているだけなんだと思います。
つらいものはつらいし、怖くて逃げたくなるときだってあります。
それでも自分で掲げた夢だから、自分の手で掴まないと意味がないから、だから進んでいくのだと思います。
夢がない、と嘆いていた自分は、ずっと「自分の夢を持つ」が夢でした。
既に持っているはずなのに、自分が想像していた輝かしくて立派な夢とはかけ離れすぎていて、持っていないと錯覚していたんだと思います。
誰かに人生をすべて預けたいと思ったこともありました。
自分で選んだものの結末を、受け入れるのが怖くて逃げたかったんだと思います。
責任を負うことが怖くて怖くて仕方なくて、責任転嫁できるようにしたかったんだと思います。
でも、自分の人生って人に預けたとしても結局自分の責任なんですよね。
人に預けると判断したのは自分なわけですから、それで思い通りにならなかったとしても預けられた側のせいではないんですよね。預けた自分の責任なんです。
何をどうしたって自分の責任になるのだから、自分の足で、自分の意志で、自分の選んだ道を歩いて痛い目を見たほうがいい気がしてきたのが、ようやく、つい最近のことです。
やりたいと思ったことをやっていく、これはまだしばらく続けていこうと思います。
途中、自信がなくなっても、やる意味がわからなくなっても、未来を思って不安になっても、しばらくは続けてみようと思います。
それが、自分が選んだ最善の道なのだと、静かに言い聞かせながら。