こんにちは。きしめんです。
大学生になってからスマートフォン(以下スマホ)を手にしたわたしですが、それ以来、TwitterをはじめとするSNSにずっとかじりつくような人間になりました。
LINEですぐに既読をつける。Twitterのいいね通知もすぐ確認。
アプリのアイコンにくっつく赤い丸(何件通知があるかの表示)を解消するべく、気が付いたらスマホをいじっているような生活を送っていました。
それはオンライン・コミュニティ「ライフエンジン」内で使用しているSNS(以前はSlack、現在はMattermost)でも同様で、更新されたスレッドがあればすぐに確認しにいっては、自分のスレッドにも書き込んで、の繰り返しで、いったいいつ他のことをやっているのやら…となっていました。
その分返信などの反応も早く、一部の人にはSNSに住んでいるのかと尋ねられたことさえあります。
実際、気が付いたら1日が終わっていたり、やろうと思っていた家事を放置していたり、でかける直前になってバタバタと準備したり、SNS徘徊によって時間が一瞬にして溶けていっていました。
会社で働いていた時は、スマホを触ること自体あまりできませんでしたが、今は自宅でフリーランスです。好きな時間に好きなだけ触れてしまうので、自制心が働かない限り、延々といじっていられます。
このままではダメだ!と一念発起して、まずは試しにライフエンジン内のSNSでスレッド更新の通知を切ってみることにしました。
もう日常の一部としてSNSが組み込まれてしまっている身としては、通知を切ったところで何も変わらないんじゃないかと思いつつ……(‘ω’)まずはお試し。これ大事。
すると、これまで条件反射のごとく更新されたらスレッドを見に行っていたのに、それがパタリとなくなりました。自分でもびっくりするぐらい、スレッドを追いかけなくなったのです。
これまでは更新されたら通知されるので、スレッドに行けば確実に新しい情報が手に入りましたが、通知を切ったことにより更新されたかどうかがわからないので、自分でスレッドを覗きに行って確認しなければなりません。
最初のうちは、更新頻度の高いスレッドを覗いたりはしたものの、見に行ったところで更新されてない、ということが続きました。しばらくすると自分から覗きに行くこと自体が減っていき、今では自分が投稿するタイミング以外でスレッドを覗くことはほとんどなくなりました。
ライフエンジンで使用しているSNS(Mattermost)に限った話なので具体的に時間を計っているわけではないのですが、体感時間的にSNSを見ている時間は半分くらいに減ったように思います。
通知を切っただけなのに…驚きの効果…
じゃあ見なくなった時間で何をしているかというと、家事だったり仕事だったりといろいろですが、変化として大きかったのは読書する時間が増えたことです。
SNSを徘徊していたころは、本を読むことなんて1日のうち1分、1週間で5分も読めば奇跡のような、読書とは無縁の生活を送っていました。もともと本を読むのが苦手だったこともありますが、読みたい本はなくならず、ただただ積読が増えていくばかりでした。
それが、今では1日に5~10分、1週間でも最低40分は読書するような日々に変わっています。1週間で5分も読まなかったのに、今では読書時間が8倍以上に増えたのです。
読書を再開できた喜びと自分の変化に対する感動を得たと同時に、これまでいかにSNSに時間を取られていたのかを痛感しました。
コミュニティ内でのSNSだけでこれだけの効果があったのですから、他のSNSでも同じようにすればさらにすごいのでは?
というわけで、今度は最もよく徘徊しがちなTwitterの通知もオフにしてみることにしました。
これまでは「いいね」の通知が来るたびにTwitterのアプリを開いて、そのたびにTL(タイムライン)を眺めて時間を溶かしていましたが、通知をオフにすることでそれも徐々に減っていくのではないかなと期待しています。
とりあえずやってみる。大事。
ただひとつ、自分から発信することは変わらないと思います。
これまでもこれからも、自分が感じたことや考えたことを言葉にして発信していくことは続けます。それがわたしの好きなことであり、ずっとやっていきたいことだからです。
SNSと上手に付き合いながら、自分の好きなことを続けていけるようにしていきたいですね。
ありがとうございました。