こんにちは。きしめんです。
何をするにも反省しがちな私ですが、反省するたびに落ち込んでいては気分が重たくなってしまいます。
むやみに落ち込まないように、前へ向くための言葉が「どうすれば」です。
振り返りにおける「どうすれば」の問いの使い方をご紹介します。
計画を立てて、実行したあと、やってみてどうだったかを確認するのが“振り返り”です。
私は毎日やることを書きだして、その日の計画を立てています。
そして実際に実行してみて、できた・できなかった、やってみてどうだったかなどを振り返ることによって、失敗に関しては対策を打ち、成功したことについてはそれを維持できるように策を練ります。
これを毎日続けるのは案外めんどうで、むずかしい。
なので、テンプレートとして以下の項目を必ず振り返るようにしています。
・良かった点(最低1つ)
・問題点(最低1つ)
・ネクストアクション(次どうするか)
ハードルを上げすぎないのが続けるコツです。
振り返りを行うと、ついついできなかったことに目が向きがちです。
「どうしてできなかったのか?」を考えているうちに、できない自分に対して落ち込んでしまうこともあります。
なので「良かった点」に目を向けることで、自己肯定感を保ちやすく、「どうして良かったのか?」を省みることで、成功パターンを見つけやすくなっていきます。
そして今回注目するのは「問題点(最低1つ)」の部分です。
問題点をピックアップ出来たら、それを”「どうすれば~?」の問いに置き換える”ことで、できなかったことを振り返ったとき、必要以上に落ち込んでしまうのを防ぎます。
問題点として「決めたことができなかった」と挙げたとします。
そのあと、ついつい「何故できなかったんだろう?」と考えてしまうのですが、それだとできなかった原因を追究することになり、自分のマイナスな部分を見続けることになります。
マイナスな部分ばかり考えると、気持ちも落ち込みやすくなってしまいます。
なので、ここではピックアップした問題点を「何故?」と問うのではなく、「どうすれば?」の問に置き換えます。
これにより、過去のできなかった原因ではなく、「これからどうするか」という未来に目を向けることができるようになります。
例えば「決めたことができなかった」という問題点は「どうすれば決めたことをできるようになるか?」などに置き換えることができるでしょう。
「どうすれば」に置き換えることにより、ネクストアクションに目が向くようになり、前向きに考えやすくなるようになりますよね。
「なぜ?」の問いから「どうすれば?」の問いに変えるだけで、考える方向性が過去から未来に変わり、「できなかった自分」というマイナス部分から目をそらすことができるのです。
もちろん、「なぜ?」の問いで原因を探り、その原因をつぶすことで対策を立てることも1つの手段です。
ですが、それによって気持ちが落ち込みすぎると、振り返りに対して苦手意識が生まれ、続かなくなってしまいます。
できなかったことに目が向きがちで、できなかったことに対して落ち込みやすい人には、「どうすれば~?」の問いに置き換えて考えることがオススメです。
わたしもネガティブマンなので「どうすれば」の置き換えを続けていきます。